赤ちゃんの夜泣き・かんむしに『宇津救命丸<銀粒>』商品レビュー
こちらの商品は第13回リアルサンプリングラボに参加させていただいた時の物。詳しい内容はその時の記事を合わせてご覧ください。
okozukai-kasegi.hatenablog.com
宇津救命丸(うづきゅうめいがん)
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。私も、使ったことはないけれど、名前は知っていました。
宇津救命丸ってなに?
宇津救命丸は、江戸時代初期に創製された家伝薬です。宇津救命丸は、創業以来たくさんの赤ちゃんの健康を守ってきました。そしていつしか “夜泣きといえば宇津救命丸” といわれるようになり、子供の薬の代名詞として愛用されています。その処方、剤型は今日の宇津救命丸とほとんど変わっていませんが、その有効性や安全性は、長年の実績とともに最近の数々のデータで証明されています。
宇津救命丸の長~い歴史
宇津家は、以前、下野国(現在の栃木県)の国主・宇都宮家の家臣でしたが、豊臣秀吉による宇都宮家の取り潰しがきっかけで、慶長2年(1597年)に下野国高根沢西根郷(現在の工場所在地)に帰農しました。
以来、宇津家は代々名主となり、その家業のなかで宇津救命丸のルーツである「救命丸」を製薬してきました。
薬に疎い私でさえ知っている・・・そんな宇津救命丸、なんと420年以上もの歴史があるんです(そんなに長いんじゃ、さすがに知らない人のほうが少ないかもっていう気分になってきました)。ご存じない方も、親やその上の世代の人に聞けば、必ず誰かは知っているはずです。ちなみに私の友人も、親も、義親もみんな知っていました。恐るべき知名度・・・
村人達に無償で提供
メーカーの方からお話を伺う中で一番驚いたこと。なんとこの“宇津の秘薬”救命丸は、はじめは小作人や村の人々に無償で提供されていたそうです!その優れた薬効によって次第に評判となり、やがて関東一円から買い求めて来るようになりました。この頃から置き薬※として江戸をはじめ各所の旅籠や造り酒屋などに置かれるようになり、徐々に全国に広まっていきました。その後下野の国の領主となった一橋家に、毎年救命丸を献上し、その名声はますます高まっていきました。
(※置薬とは、旅籠や商店に薬を置いてもらい、売れたら後で代金をもらうシステム。薬の小売店のはしりで、家庭に置く配置薬とは一線を画します。)
江戸時代には一粒が米一俵と同じ価値だった貴重な薬
一時は、救命丸1粒が米一俵と同じ価格だったというのだから、当時の人々にとって宇津救命丸がいかに評判がよく、「藁をもつかむ思いで」「喉から手が出るほど欲しい」ものであったのかが窺えます。
万能薬から小児薬に
そんな宇津救命丸が小児薬となったのは江戸末期。栄養事情が悪く子供の死亡率が高いことを憂い、子供を助けたいとの思いから幼児を対象として販売されました。
宇津救命丸について知っておきたいポイント
厳選した8種類の生薬を配合
ジャコウ・ゴオウ・レイヨウカク・ギュウタン・ニンジン・オウレン・カンゾウ・チョウジ。乳幼児のデリケートで特異な体質に適した8種類の生薬を厳選して配合。原料は採れた姿で入荷し、自社工場で洗浄・粉砕しています。
高い安全性と有効性
おだやかな作用
対抗性がないので長期服用が可能
服用しやすい
幅広い服用年令
全てが天然由来
精神安定剤や催眠薬ではありません
ほかのお薬と併用できます
宇津救命丸<銀粒>の効果
- 神経の高ぶりを抑える
- 強壮作用
- 胃腸を健やかに整える
- 心と身体のバランスや体調を整える
用法・用量
- 3ヵ月未満
服用させないでください - 3~11ヶ月
1回 3粒 - 1~2才
1回 6粒 - 3~4才
1回 8粒 - 5~7才
1回 10粒 - 8~10才
1回 15粒 - 11~14才
1回 20粒
我が家のおチビは1歳児なので、1回6粒を食前に1日3回。
効能
- 小児五疳
- かんむし
- 夜泣き
- ひきつけ
- 下痢
- 消化不良
- 食欲不振
- 胃腸虚弱
- 乳吐き
赤ちゃんの夜泣きや疳の虫の原因
人が健康でいるために、欠かせないのが自律神経のバランス。自律神経には交感神経と副交感神経があり、そのバランスが崩れると精神的に不安定になったり体調が崩れたり、免疫力が落ちてきます。赤ちゃんの夜泣きやかんむしは、その自律神経のアンバランスが原因といわれています。
宇津救命丸は、8種類の生薬がおだやかに自律神経を安定にし、体質を強壮にして、夜泣き・かんむし・胃腸障害などの症状を緩和します。生薬だけでできたおだやかな効き目です。
夜泣きに悩むお母さん・お父さん
メーカーの方のお話の中で、実際にとある会社が行ったアンケートによると、約6割のお母さんが「夜泣きの経験がある」と回答したそうです。その当時は気にしていなかったけど、今になって思えばあれが夜泣きだったんだろうな、という方の話も実際に聞いたことがあります。我が家の息子も例外ではありません。大きな悩みではありませんが、夜ぐっすり寝ないことが原因で、一緒に寝ている母親や父親が睡眠不足になり、ストレスが溜まっていく悪循環には、誰でも陥りやすいのです。
夜泣きした時の対処法
こちらも同様のアンケートによると、7~8割の方が「抱っこをする」「授乳をする」と回答しているそうです。もちろん私もそうしています。でもこれって、眠くて寝ているときに実行するのって本当にしんどいんです。ひどいときは、これを一晩のうちに3回も4回も・・・身が持ちません(;^_^A
そんな世の母親達を楽にしてあげたい、そういう想いも、宇津救命丸には込められているんですね。本当にありがたいことです(´;ω;`)
商品を手に取ってみる
1枚目が実際の商品。極ごく小さな粒が沢山入っています。この金色は、本物の金粉(純金)でコーティングされているのだそうです(ゴージャスだなぁ~!)
今回実際に使用してみるものはこちら↓
銀色の粒。
こちらもなんと純銀コーティングです。(キラッ)
外観と中身
粒の大きさ・サイズ感
指との比較。これだけで、宇津救命丸がいかに小粒なのかがわかりますね。
直径約2ミリといったところでしょうか。
この小粒さ故に、取扱いが少々難しい印象を受けましたが、そこはさすがの宇津さん。
よく見ると蓋の中ごろに小さな穴が開いており、
この穴から、救命丸が1粒ずつ出るように設計されています。細やかな気配りに感動!
試しに1粒なめてみる
舌の上でころころと転がしていると、徐々にコーティングが剥がれていき土のような独特な味が・・・(いかにも効きそうなお味)
試しに1粒、息子に与えてみる
何の抵抗もなく口の中に入れる息子。直前に私が口の中に入れているのを見ていたので、真似してくれました。ポリポリ食べてました・・・ふつうは嫌がるんじゃなかろうか・・・
上手な飲ませ方
画像は宇津救命丸のHPからお借りしました。
服薬用ゼリーもおすすめです。
継続は力なり
漢方薬にも言えることですが、こういった体にやさしい生薬というのは、どうしても一朝一夕で効果が出るものではありません。なので、しばらく続けてみようと思います。
幸い、息子は宇津救命丸に抵抗がないようなので、これなら続けていけそうです^^
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