【第13回リアルサンプリングラボ(RSL)】セルフメディケーション力を身につける!~専門家に学ぶ薬育講座~ 体験レポート
- 2018年2月2日(金)開催のセルフメディケーション力を身につける!【専門家に学ぶ薬育講座】第13回リアルサンプリングラボ(RSL)
- 第1部 講演(セルフメディケーション)
- セルフメディケーション と セルフケア
- 実践!セルフメディケーション
- 第2部 プレゼンテーション
- 講演を終えて
2018年2月2日(金)開催のセルフメディケーション力を身につける!【専門家に学ぶ薬育講座】第13回リアルサンプリングラボ(RSL)
第13回RSLに参加してきたので、その時のレポートです。
リアルサンプリングラボとは
サンプル百貨店運営事務局が主催する、商品サンプリングイベントです。イベント自体は完全招待制となっていて、事前の申し込み⇒当選が必要。
とてもお得なお買い物ができますので、気になる方は是非アクセスしてみてください^^
今回の会場は、ロイヤルパークホテル ザ 汐留。新橋駅から歩いて向かいました。迷うことなく到着すると、エレベーターホールの高級感たるや…(゚Д゚)田舎者、プチカルチャーショック。
開場後のブースタイム
開場してすぐに、商品を手に取って直接メーカーの方たちとやり取りできるブースタイムになりました。
商品の知識やためになるお話を聞かせていただけました!メーカーの方と直接お話しできる機会はそうそうないので、貴重な時間でした。
第1部 講演(セルフメディケーション)
医師 宮田俊男さんによる講演
医療法人社団DEN みいクリニック院長、そして株式会社Medical Compass代表取締役社長CEOの宮田俊男さん。
現在も定期的に手術に入る現役の外科医でもありながら、地域包括ケアシステムの構築・家庭医療を推進するため、みいクリニックを立ち上げ、地域医療を守るとともに企業の健康経営や、生活習慣病の重症化予防、在宅医療にも取り組んでいらっしゃるという、すごいお方です。
セルフメディケーション と セルフケア
「セルフメディケーション」
自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること。
「セルフケア」
健康を確立・維持し、病気を予防するとともに 自己で行動を起こし対処すること。
医師から処方されるお薬の話
家族が不調になった⇒とりあえず病院に行く⇒医師から薬を処方される。
ここまでは何の問題もありません。しかし実際のところ、色んな医師がいる中で残念ながら『薬をたくさん出してしまう』医師がいらっしゃるそう。具体的な例として
- 本来は抗生物質を出す必要がない患者さんに対し、抗生物質を出してしまう。
- アレルギーに対する薬の飲み合わせ等に関心・配慮がない
薬には少なからず副作用もありますし、適切な情報を集めて「病院にかかるほどではない」と判断し自己で治療に向かうこともセルフメディケーション・セルフケアと言えますね。
家庭薬・市販薬 と 処方薬 の違い
「処方薬は無料なのに、なぜ市販品を買うの?」
(※ここでいう「処方薬は無料」とは、小児医療費制度を利用した場合に限ります)
「小児科に行ったら小児医療費制度で無料で薬がもらえるのに、有料の家庭薬とどっちがいいんですか?」
実際に聞かれるこの問題。お恥ずかしながら、私自身も薄々感じておりました…。ところが宮田医師いわく、このような違いがありました。↓
- 家庭薬は長年の実績から”薬の飲みやすさ”などが工夫されている。
- 病院から処方される薬は、まず診断された病気を治すことが目的なので、あまり家庭薬のような配慮がされていない。
- 家庭薬や市販薬は、”飲みやすさ”に対する工夫や”副作用”に配慮し、自宅で治療できる範囲での容量が考えられている。
そういったことから、栄養・感染予防全体を含めセルフメディケーション・セルフケアを推奨しているそうです^^
実践!セルフメディケーション
規則正しい生活を心がける(日常的健康管理)
日ごろからの健康管理により、健やかな生活を送ることがセルフメディケーションの最も重要な目的です。
家族や自分の健康管理に積極的に関わることで、知識を増やしていくことが非常に大事で、感染症・生活習慣病の予防や維持に大いに役立つそうです。
市販薬(OTC医薬品)を上手に使う
かぜ気味、頭が痛い、のどの不快感、胃腸の調子が悪い、夜泣きなど、日頃からよく経験する軽度な体の不調は、市販薬を利用し無理せず休むことで、自分で手当てすることができます。
かかりつけ医を持つ
かかりつけ医とは、健康に関することで何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと。
我が家にも一軒、かかりつけのお医者さんがいます^^
私も実際のところ、子供のことで頻繁に医者にかかることが増え何人もの医師と接する機会がある中で、やはりどうしても「相性が悪いな」「質問しづらいな」「怖い先生だな」という印象をもつ先生がいます。忙しい医院は特に先生に聞きづらくて、実は今も病院(耳鼻科)を変えようか迷っていたりします。そのことも、かかりつけの先生には相談出来て診断もしてもらえて、本当に信頼できるお医者さんに出会えてよかったな~と感じています^^顔と名前を覚えてもらっている安心感もあります。
かかりつけ薬剤師を持つ
かかりつけ薬剤師とは、薬による治療のこと・健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のこと。
かかりつけの薬局や薬剤師を決めておけば、自分の体質に合ったアドバイスを受けられます。また、医師から処方される薬との重複作用による悪影響や、飲み合わせによる副作用も防ぐことができますね!
正確な知識を持つ ~専門家を活用しよう~
不十分な知識によるセルフメディケーションでは、悪い結果を招くことも・・・家族や自分の症状やケガの状況を見て、的確な薬を正しく使用することが大切です。
わからないことは、専門知識を持った人たちに、しっかりと確認。専門家を積極的に活用しましょう。
様々なサービスを活用しよう
小児救急電話相談 #8000
小児科医師・看護師から子供の症状に応じた適切な対処の仕方や受診する病院などのアドバイスを受けられます。
休日や夜間の診療
各自治体のHPで実施医療機関を案内しています
こどもの救急(ONLINE-QQ) (公益社団法人 日本小児科学会)
白クマ先生の子ども診療所 (日本医師会)
健こんぱす (Medical Compass)
宮田医師が監修する、市販薬・ヘルスケア用品選びの案内アプリです^^
おトクにセルフメディケーション
医療費控除やセルフメディケーション税制(選択制)
市薬品(OTC医薬品)を購入した場合には、確定申告によって支払った税金が還ってくる場合があります。
制度を利用するには申告が必須⇒申告期間は2月16日~3月15日です。
医療費控除やセルフメディケーション税制を賢く利用し家計の負担を少なくするとともに、自らの健康を自分で管理するセルフメディケーションをしっかり身につけたいですね。
第2部 プレゼンテーション
小休憩をはさみ、第2部開演。ここからは、出展企業のプレゼンテーションがメインとなりました^^
商品レポートは各記事でじっくりとご紹介していますので、気になる商品がありましたらそちらの記事も合わせて読んでみてくださいね^^
宇津救命丸株式会社
宇津救命丸<銀粒>
okozukai-kasegi.hatenablog.com
タマガワエーザイ
フェミルテクリーム
okozukai-kasegi.hatenablog.com
丹平製薬 アトピタ
アトピタ
okozukai-kasegi.hatenablog.com
三宝製薬株式会社
トフメルA
okozukai-kasegi.hatenablog.com
ゴクン!といえば龍角散
おくすり飲めたね
okozukai-kasegi.hatenablog.com
講演を終えて
私の感想
私の生活範囲では、現場に立つ医師のお話や市販薬メーカーの方のお話を直接聴くことができる機会って、ほとんどありません。なので、こんなに貴重な機会を与えてもらえたことにまず感謝です。
「こういう商品があるんだな」とか、名前や商品は知っていたけど、「こんな効果があるんだな」「こんな使い方もあるんだな」とか、案外知っているつもりでも全然知らなかったことが多々あり、新鮮な気持ちで聴くことが出来ました。
今回の講演により、知らなかった情報を沢山知ることができました。これを機会に様々な情報を収集し、正確で的確な情報をもとに、自分で無理なく出来る範囲のセルフメディケーション・セルフケアをしていきたいと思います。(情報社会だな~としみじみ・・・)
サンプリングについて
終了時に、サンプルの引き渡しとなりました。サンプルといっても、実際に薬局などで販売されている商品が頂けましたよ~!
各メーカーさんのわかりやすいプレゼンテーションを聞き、ぜひ「試してみたい」商品ばかりだったので、実際手に取って試せることが嬉しすぎます(^^♪
本当にどれもいい商品だったので、商品レポートも読んでみていただけたら嬉しいです。(結構気合い入れて書きましたw)
なが~い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます♡
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