電気料金表「1段料金?再エネ発電賦課金って何?」請求書の見方を解説。
意外と知らない電気ご使用量のお知らせの読み方
毎月当たり前に届く電気代の請求書。これに書いてあることの意味がすべて分かる人ってなかなかいないですよね。そんな疑問の一部を私なりの解釈で簡単に説明していきたいと思います。
本題の前に、我が家の電気代についてはこちらの記事に書いてあります。
それでは本題に参りましょう^^
今回解説していくのはこちらの3点
①1段料金、2段料金、3段料金とは
この1~3段階の料金のことを、三段階料金制度といいます。
三段階料金制度とは、電気の使用量に応じて料金単価に格差を設けた制度のことです。
第1段階 国が保障すべき最低生活水準の低い料金
第2段階 標準的な家庭の1か月の使用量をふまえた平均的な料金
第3段階 やや割高な料金
となっています。
ざっくり言うと、電気をあまり使わない人は安くしましょう、逆にたくさん使う人には電気料金を多く払ってもらいましょう。という制度です。
電気代節約を意識するならば、出来れば1段料金、最低でも2段料金までにとどめておきたいところですね。
②燃料費調整とは
電気を作り出す際に必要な原油・液化天然ガス・石炭の燃料価格の過去3か月間の貿易統計価格に基づいた平均燃料価格により発生するものです。
3か月前の燃料の輸入価格が値下がりをすれば、調整によって値引きされますし、値上がりをすれば調整費として請求されます。過去1年以上の請求書を確認しましたが全て値引かれていましたので、ここ最近は値下げの傾向があるようです。
燃油の取引価格によって我々消費者の支払う金額が変動する点では、ガソリン価格とちょっぴり似ているのかもしれません。
③再エネ発電賦課金とは
再生可能エネルギー発電促進賦課金のことを表します。
自宅で太陽光発電システムを利用して作った電力を電力会社に買い取ってもらうことができることはご存知でしょうか。この買い取り価格は、私たちが電力会社から買っている電気の価格より高いのです。
電力会社からすれば、高く買い取って安く売る・・・そんなことを続ければ、どうなるかはわかりますよね。その差額を、再エネ発電賦課金として国民全員が負担しているのです。
電気料金表(検針票)について勉強してみて思ったこと
再生可能エネルギー発電促進とあるように、自家発電を促進しているようですが、そういった家庭が増えると、国民の負担も増えるのでは・・・と私は感じました。多くの家庭に太陽光発電システムが普及するころには対策されていることを願うばかりです。
いかがでしたか?
電気料金表の内容が少しでもわかるようになりましたら幸いです。
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