母親失格。息子に起こった事故の経緯と経過その3
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看1「皮膚科の先生がつかまらないか、先生が取り合ってくれています。
もしかしたらここでは治療が出来ないかもしれません。とにかく今は患部を冷やしましょう」
服を脱がせ、露になった息子の身体。
胸と脇腹そして片腕の広範囲がズルズルに剥け
腕や顔にいくつも出来た大きな水疱がぶら下がっている状態・・・
看1「水疱を潰すとよくないので、潰さないように気を付けながら冷やしましょう」
大人4人がかりで暴れる息子を押さえつけ、患部を冷やします。
余りに暴れるので、水疱が何個も潰れてしまいました。
看2「皮膚科の先生が連絡がとれました!」
そう言われたのが、病院到着1時間後。
看1「先生って若い人?」
看2「来てくれるのはいいけど、どこに住んでいるんだろう」
看1「どれくらいかかるかわからないね」
などという看護師さんの話し声が
私たちの不安をあおりました。
暴れる息子の患部を冷やしながら
待つこと10分。
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先生到着。
先生、下手したら私より若い風貌・・・
申し訳ないけど頼りない。
看1「先生、ここはこうした方がいいですか」
医「うーん、そうですね、○○していただいて、○○する感じで・・・」
そのとき私は、
この先生、研修医?
この人に任せて大丈夫なの?
と感じました。
(すみません)
一通りの処置が終わるころには、
息子は泣きつかれて眠っていました。
強い痛みと恐怖でぐったりとしていました。
時刻は21時。
説明を受け、
翌日の朝イチの予約をとってもらい
薬を受け取って家に帰りました。
息子の変わり果てた姿を見て
後悔と申し訳なさと・・・
本当にいろんな感情が沸き上がり
涙と「ごめんね」が止まりませんでした。
息子は頭も身体も、包帯ぐるぐる巻き。
その痛々しさは目も当てられないほどでした。
しかし本当の地獄はここからでした。
次回に続きます。
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