【母親失格】子供の不慮の事故と死因について、息子に大怪我を負わせた母親の立場から感じた責任と後悔【番外編】
はじめに
当ブログにお越し下さりありがとうございます。
息子の事故の記事に予想外の反響がありまして、慌ててこの記事を書いています。
読者様に誤解の無いよう伝えておきたい思いがあったからです。
私は2018年4月、臨時で受けた仕事を理由に自分の母親(ばぁば)に息子を預けた結果、息子に大やけどを負わせました。
今回は、息子に大怪我を負わせた愚かな母親の立場から感じた責任と後悔、そして子供の不慮の事故について改めて考えたいと思います。
- はじめに
- 『子供の不慮の事故』について
- 【最新版】不慮の事故は 子供(0歳~9歳)の主な死因の第1位ではない
- 【最新版】年齢階級別にみた主な死因(子供)
- 事例等からみた子どもの家庭内事故の割合と特徴
- 未然に防げたはずの事故
【母親失格。息子に起こった事故の経緯と経過】本編
まず大前提として、この度の子供の事故は、私が仕事にかまけ年老いた母親(ADHD持ち)を過信し息子の面倒をおしつけたことが招いた結果です。
私の母親(ばぁば)のADHD注意欠陥多動性障害について
いつも本編を読んでくれている方々に。
これだけは伝えておきたいこと。
本編では咄嗟に八つ当たりのごとくばぁばを責める言動がありますが、今回の子供の不慮の事故を招いたのは息子の保護責任者である私であり、全ての責任は私にあることは心得ており猛省しております・・・
母親失格と言われても仕方ないことをしました。
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『子供の不慮の事故』について
では今回の本題に入りたいと思います。
さきほど書いた『子供の不慮の事故』について私なりに考えます。
そもそも我が家の事故のパターンは、『子供の不慮の事故』に該当するのか?ということですが…
不慮の事故とは?
思いがけない出来事、予測不可能で急に起こった事故などを意味する表現。主に外的な要因によって引き起こされた事故を指すことが多い。
厚生労働省によると、主な不慮の事故とは窒息・転倒・転落・溺死のことを指すようです。
国の定義の上では、息子の火傷も家庭内での不慮の事故に該当するのだと思います。
以下は、日本で起こる小さな子供の死因についても触れていきます。
文字のみではありますが、子供の死という話題にショックを受けそうな方はここまででお願いします。
【最新版】不慮の事故は 子供(0歳~9歳)の主な死因の第1位ではない
どのサイトや記事を見ても子供の死因順位の最新版といいつつ平成21年〜平成25年版までしか見つからなかったので、厚生労働省のデータを探してみたら、平成28年版のデータを見つけました。
非常に簡易的な表だったので細かな内容まではわかりませんでしたが、おそらくそれが今現在の最新版だと思いますのでざっくりご紹介します。
【最新版】年齢階級別にみた主な死因(子供)
0-4歳
一番多かったのが、がん・心疾患・脳卒中・肺炎などの病気によるもの。
その次に多かったのが、不慮の事故でした。
留意点
この年齢階級では”その他”の死因がとても多いという事。
0歳児の死因には先天異常や乳幼児突然死症候群なども多いため、その点などが”その他”に該当するのではと私は考えます。
なのでもしかするとその他が一番多い死因なのかもしれません。
5-9歳
こちらも一番多かったのが、がん・心疾患・脳卒中・肺炎などの病気によるもの。
次点で、不慮の事故でした。
日本では、窒息や溺水などの不慮の事故によって、14歳以下の子どもが毎年300人ほど亡くなっています。
事例等からみた子どもの家庭内事故の割合と特徴
子供の不慮の事故の発生場所は全体の7割が家庭内です。
- 階段・ベッド・ソファからの転落
- 風呂場での転倒、溺水(できすい)
- 調理器具や食料品、暖房器具等によるやけど
- タバコ、電池等の誤飲・誤嚥(ごえん)
主な事例
【事例】
ソファから落ちてしまい、腕を骨折した。
(2011年9月発生、1歳1カ月、女児、重症)
【事例】
母が洗い場で身体を洗っている最中、浴槽の中に立っておもちゃで遊んでいた。母が目を離したときに滑る音がしたため見てみると、水面にうつぶせに浮いて手足をバタつかせて溺れていた。
(2012年2月発生、1歳8カ月、女児、中等症)
【事例】
台所にあった電気ポットのお湯をかぶってしまい、前胸部と背部に2度のやけどを負った。
(2012年10月発生、9カ月、男児、重症)
【事例】
テーブルの上に置きっぱなしだったタバコを子どもが食べていた。
(2011年6月発生、10カ月、男児、軽症)
未然に防げたはずの事故
私の息子は事故後比較的早めに受診出来たこともあり命に別条はありませんでした。
身体に一生残るであろう痕をつけてしまいましたが、命が助かったことが救いであり本当に幸せなことだと実感しています。
私と同じように、保護者の不注意により子供の不慮の事故を招いてしまい責任を感じて悩んでいる方も多いと思います。
私自身も自己嫌悪が酷く、周囲の人からたくさん優しい言葉をかけてもらい救われました。
こういう事故は起きる時は起きる。
その場に居なかったんだから、防ぎようがない。
ママもお祖母さんも悪くない。
活発な子だから今回のことは仕方ないよ。
など、たくさんの励ましをもらいました。
母親失格だと言われたっておかしくない。
そう言われる覚悟をしていました。
責められる覚悟もしていました。
でも周囲の人は私に本当に優しかった。
おそらく友人が同じ事になっていたら私も同じように自分を責めないでほしいと思うし、同じように声をかけると思う。
でもそれはあくまで自分にではなく人に対して感じるものです。
今回の事故は、未然に防ぐことが出来たものでした。だからみんなの優しさが逆につらかったことも事実です。
ばぁばがADHDであることは娘である私はよく知っていた。キッチンの息子の手の届く場所に包丁や鍋を放置することも多々あった。
そしてちょこまかと家中を活発に動き回る息子のこともしっかり考慮すべきだった。
キッチンに子供用の柵は設置されていましたが、事故当時はあいていたそうです。
注意欠陥であるばぁばのことも考慮すべきであり、そもそもある程度動き回ることが出来るようになった息子をばぁばに任せっきりにすべきではなかったのです。
直接誰かに母親失格と言われたわけではないけれど、そう感じる人も必ずいるし、私自身も自分は母親失格だと思います。
本当に、後悔してもしきれません。
一生をかけて息子に償っていくものです。
おわりに
長々と書きました。
毎度ながらまとまりの無い文章ですみません…
母親失格の記事を書くにあたり、過去の息子の写真などを見返すことがあるのですが、見る度に号泣してしまいます。
泣きながら記事を書くことも多々あり、なかなか手が進まず更新が遅れていて…いつも読んで頂いている方にはお待たせしてしまい申し訳ないです。
でも。
同じように悩んでいる方の参考に少しでもなればという願いを込めながら、鈍足ながらも書いています。
息子の治療の軌跡も合わせて書かせていただくつもりですのでこれからもどうぞお付き合いください。
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