母親失格。息子に起こった事故の経緯と経過その5
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時刻は朝7時。
診察の予約は9時・・・
まだまだ時間がある。
一刻も早く病院に連れて行って先生に診てもらいたい・・・
とにかく誰かに助けを求めるような、そんな気持ちでした。
時間がとても長く感じます。
『こんなに酷い状況なのに、入院じゃないの?』
とも思いました。
専門家じゃないからわからないけど・・・
それくらいこの一晩が息子共々つらかったのです。
ようやく朝の診察へ。
総合病院なので待合室は人がいっぱい・・・
沢山ある椅子もひとつも空いておらず
立って待つ人も沢山いるなかで
息子の姿は人々の目を引きました。
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「あのこどうしたの」
「わぁ…かわいそうにねぇ」
「あんなに小さい子が」
心ない声が聞こえてきました。
『わかりきったことをわざわざ当人たちに聞こえるように言わなくてもいいじゃないか・・・』
と、余計みじめな気持ちになりました。
『みんなきっと”あの母親、子供に何してるんだ”と思っている・・・』
後ろ指をさされているような被害妄想。
みじめで後ろめたい気持ちと、反省の気持ちでいっぱいに。
涙も出てきて止まらないし、
なにより、息子が見世物になっているようでいたたまれず
非常階段の影に隠れて、
息子とともに泣きながら順番を待ちました。
次回に続きます。
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