ばぁばが窒息死寸前で人生初の人工呼吸をした話
ばぁばが窒息死寸前で人生初の人工呼吸をした話
数日前のお話。
私が書き物をしている時に、息子を抱いてキッチンに立っていたばぁば。
息子の元気そうな声の中に、ゲホッという咳が聞こえたので
ん？と思っていると、
コップを置く音と共にゼェという変な息遣いと共に苦しそうなばぁばが慌てて私のもとに息子を置きにきた。
その時点ですぐに察した私。
気管に飲み物が入って息が出来なくなっている！！
ゼェ、ヒュィ、ゼ、ヒ、ゼ
と、どんどん呼吸が出来なくなり…
本気でやばい雰囲気に。
ばぁば本人も息が出来なくて焦って何故か喉に指を突っ込んで吐き出そうとする。
私の素人判断でそれは意味がないし逆効果だと思ったので咄嗟にそれをやめさせて
息させてあげるから！
と言って、ばぁばに人工呼吸をした。
私自身も慌てていて考える余裕もなくとにかくふぅーと息を吹き込んでみたのだけど全然入っていく感じがしなくて、その感覚が更に私を焦らせた。
ダメか、と思って口を離すと
ばぁばがゼェ、と少しだけ息を吸った。
その直後から
ゼェ、ヒィ、ゼェェ、ヒィィィ
と苦しそうではあるが少しずつ呼吸が戻ってきた。
しばらくして咳き込みながらも普通に呼吸が出来るようになった。
飲み物が気管に入って息が出来なくなった（窒息した）時、どうする？
そもそも私のやったことが人工呼吸にあたるのかはわからないが、今回人生で初めて人の呼吸を手伝った。
全然息が入っていく感じがしなかったものの、すっかり呼吸が戻ったばぁばに意味があったのか問うと、
「意味あったよ！それやってもらったお陰で息が出来るようになった！」
と言ってくれたんだけど
それは果たして私の補助のお陰だったのか…
ただとにかくお互いに焦りまくっていた。
事後しばらくは手の震えが止まらなくて。
やっぱり事故って怖いよね。
ばぁばが無事で良かった。
死んじゃうかと思ったよ。
陸で溺れるってどういうこと😭
飲み物が気管に入って窒息した時、どうするのが正解なんだろう…
応急処置の知識の必要性を改めて感じた。
ばぁばが窒息してママが人工呼吸していた時、息子はというと…
フルシカトでアンパンマンのおままごとに夢中だった。
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